B6サイズ 104ページ
香川政夫 著
松涛館と沖縄は、いかにつながっているのか?
「沖縄の地に赴き、沖縄小林流空手道の第一人者にお会いしようと思ったのは、松涛館のルーツを直接確認したかったからです」…NPO法人日本空手松涛連盟首席師範 香川政夫
日本空手松涛連盟の香川政夫首席師範が執筆した本書は、氏が松涛館のルーツを探るべく、沖縄の地にて空手や型について意見交換を行ったものをまとめたものである。松涛館のルーツを確認する資料として申し分のない1冊である。
【内容】
●第1章 松涛館と沖縄(Part 1)
松涛館と沖縄は、いかにつながっているのか
沖縄県指定無形文化財保持者 眞栄城守信氏
巻き藁は優しい
すべての立ち方の「基準」.
●第2章 松涛館と沖縄(Part 2)
沖縄小林流空手道協会 津波清副会長に聞く
多様になった沖縄の空手
空手は外へ外へ
●第3章 松涛館と沖縄(Part 3)
沖縄小林流空手道協会 津波清副会長に聞く - その2
松涛館流ではなく松涛館
風光明媚な郷里の風景
コラム「松涛館の立ち方」
首里手系統図
●第4章 松濤二十訓全解説
●第5章 空手道の基本を語る
コラム「抱拳の動作」
コラム「抱一龕(ほういつがん)」
●第6章 騎馬立ちが登場する松涛館の3つの形
平安三段
平安五段
鉄騎初段
松涛館流を中心とした日本空手道の年譜
参考文献