四六判 240ページ
沖縄拳法空手道沖拳会
師範 山城美智 著
トマリ手太初 「突き」 本の第二版。
沖縄拳法六代目師範・山城美智が継承してきたティの原理がここに!
現在に繋がる泊手達人の系譜
崎山喜徳 筑登之親雲上(武士崎山・崎山タルー)
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國吉真吉 (武士國吉)
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中村 茂
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宮里 寛
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山城辰夫
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山城美智
重心を伝えるからパワーに頼らない…
それでは、この力を正しく発揮するにはどうするか?
その答えはいたってシンプル。
そのためには、「正しい型」をすることです。
「正しい型」とは、目的が戦いのためにある型のことです。
もちろん、型が教えてくれているものは、フォームだけではありません。戦いそのものを教えてくれています。
骨格は構造上、かなり複雑な回転軸と移動を行っているので、一見して「この動きなら正しい」と定義するのが難しい。しかし、戦略の中で刻々と変化していく状況の中で、相手の状態に対して自分の最良の選択をする。その方法そのものが型には秘められています。さらに、型を使う「感覚」自体も型が教えてくれるのです。(「はじめに」より)
【目次】
序 章 正しい泊手の純粋性
第1章 型の本質に迫る
第1節 秘技に至る道「ナイハンチ」と「セイサン」
第2節 「型」の思考回路が生み出す戦いの本質
第3節 ナイハンチ「重心移動」の重要性
第4節 無意識下に仕込むための型鍛錬
第2章 威力を持つ拳の条件を学ぶ
第1節 非日常的な力を身につける
第2節 ベンチプレスでは、突きの威力は増さない!
第3節 強い突きを手に入れる・型と夫婦手
第3章 突きの本質、そして活用法
第1節 沖縄拳法の原理と継承
第2節 沖縄拳法の応用と活用



